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【ローカルプレミアム】信州大王イワナがいよいよ出荷 体長45cmで刺し身もOK 海なし県が「水産王国」になる日は近い?

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信州大王イワナがいよいよ出荷 体長45cmで刺し身もOK 海なし県が「水産王国」になる日は近い?

刺し身などの食用に適するまで大きく育った信州大王イワナ 刺し身などの食用に適するまで大きく育った信州大王イワナ

 長野県水産試験場が、「海なし県から水産王国へ」という夢を乗せて開発した大型イワナ「信州大王(だいおう)イワナ」の稚魚の出荷が、木曽町の同試験場木曽試験地で最盛期を迎えた。今月に入り、2年間かけて育った成魚も初めて市場にデビュー。平成17年に登場したブランドマス「信州サーモン」は市場の評価も高く、シマアジやヒラメなどの高級魚に並ぶ価格で取引されている。信州大王イワナは第2の県産ブランド魚として育つのか-。養殖業者らが熱い視線を向けている。

 通常のイワナは、産卵期を迎えると肉質が大きく落ちるため出荷に適さない。焼き魚などの用途向けに産卵前の体長20センチほどの状態で市場に出す。しかし刺し身で食べるには大型化が必要だ。近年は2、3年かけて大きく育て上げたイワナが人気を呼ぶが、産卵期を迎えるために秋から冬にかけて出荷はできない。

 これに対しバイオ技術で誕生した信州大王イワナは、成長しても生殖能力を持たないため年間を通じて高い肉質が維持できる。加えて早く大型化させることが可能で、通年で消費者に提供し得るのが最大のアドバンテージとなる。

 県はブランド魚として育てるために信州大王イワナを商標登録し、2月に設立した「信州大王イワナ振興協議会」の会員業者にしかブランドの使用を認めない措置を取っている。県園芸畜産課は「信州サーモンのように市場での認知度が上がれば高級魚としての流通は可能なはず。イワナはもともと価格が高く、信州サーモン以上の普及を期待する」とそろばんを弾く。

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