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【解答乱麻】学力低下を招く教育界の迷信 TOSS代表・向山洋一

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【解答乱麻】
学力低下を招く教育界の迷信 TOSS代表・向山洋一

 自分の子供の学力が心配なら、算数ノートをていねいに点検するのがよい。もし教科書の問題が抜けていたら、担任の先生に、やるようにお願いすることだ。拒絶されたら校長先生にお願いするのだ。算数のノートチェックは、通信教育や塾ぐらいの効果がある。

 授業は、生きものである。さまざまな展開がありうる。

 子供たちが熱中する授業もあれば、子供たちがおしゃべりをしている授業もある。授業は、教師の力量の反映である。教える内容について研究をし、授業の展開を工夫する教師なら、つまりよく本を読み、研究会に参加している教師なら、子供たちは熱中する。学力も向上する。

 教師が、専門誌、つまり教育雑誌を何種類か、毎日購読している教師なら、授業は知的で面白い。良い授業なら子供たちの学力は向上する。

 教師が、専門家としての技量を身につける努力をしていれば、教室の授業に反映する。毎月2回ぐらいの研究会を3年間続ければ、初歩的な授業は身につけられる。いかなる職業でも、プロになるためには修業が必要である。

 教師も例外ではない。

 大学で4年間学んでも、ほとんどは「教材の解釈」について学ぶのであり、「授業のやり方」については学ばない。

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