産経ニュース

もんじゅ廃炉含め、21日に方針確認 核燃サイクルや日米関係に大きな影響

ライフ ライフ

記事詳細

更新


もんじゅ廃炉含め、21日に方針確認 核燃サイクルや日米関係に大きな影響

 高速炉は使用済み燃料を再処理した後のプルトニウムとウランの混合酸化物(MOX)燃料を使う。プルトニウムは地中に埋めて害のない物質に変わるまで10万年近くかかるが、高速炉で燃やせば量は7分の1、期間は300年に短縮されるメリットがある。

 高速炉以外にも、MOX燃料を通常の軽水炉で使う「プルサーマル」がある。ただ原発の審査が滞っており、現状で実施しているのは四国電力伊方原発3号機(愛媛県)の1基だけ。プルサーマルが進展せず、このまま高速炉がなくなればどうなるか。

 まずは、青森県六ケ所村にある再処理工場の目的がなくなるという議論が起きそうだ。六ケ所村には現在、2964トンの使用済み燃料が保管されているが、再処理の目的がなくなれば、青森県との覚書を踏まえ、燃料を施設外へ搬出しなければならない。

 その結果、各原発に燃料が戻されることになるが、原発の燃料貯蔵プールはどこも容量が限界に近づいている。行き場を失い、運転で発生する分を保管できなければ、原発の稼働は不可能になるという「負のドミノ」が始まりかねない。

続きを読む

関連ニュース

もんじゅ、廃炉も視野に検討 再稼働には数千億円の追加必要 政府内で意見対立

「ライフ」のランキング