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柔道整復師の養成、厳格化 不正問題受け報告書案

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柔道整復師の養成、厳格化 不正問題受け報告書案

 柔道整復師による療養費の不正受給事件が相次いでいることを受け、柔整師養成の見直しを議論している厚生労働省の有識者検討会は16日、養成施設の卒業に必要な単位数の引き上げや職業倫理教育の必修化など、カリキュラムの厳格化を盛り込んだ報告書案を大筋で了承した。

 報告書案によると、卒業に必要な単位数を現行の85から99に引き上げ、不正受給の防止に向けた職業倫理教育のほか、社会保障制度に関する知識などを学ぶ時間を新たに設ける。施術能力の向上を図るため臨床実習も拡充する。

 現在は、資格取得のための最低履修時間数が定められていないが、今後は基準を設け、2750時間以上の学習を必要と定めた上で「各養成施設が独自のカリキュラムを追加することが望ましい」とした。

 厚労省は来春までに省令を改正し、平成30年度から新カリキュラムでの養成を始める方針。

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