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小児がん克服からどう復学するか 支援は保護者、学校、病院の連携が重要

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小児がん克服からどう復学するか 支援は保護者、学校、病院の連携が重要

小児がんを経験した子供の円滑な復学について話し合われた「小児がん・脳腫瘍全国大会」 =大阪府豊中市 小児がんを経験した子供の円滑な復学について話し合われた「小児がん・脳腫瘍全国大会」 =大阪府豊中市

 15歳までの子供がかかる「小児がん」。医療の進歩により克服する子供が増えているが、治療後の復学のあり方が大きな課題となっている。病院内の学級から元の学校に戻っても、うまく溶け込めないこともあるからだ。専門家は、保護者と医療機関、学校の連携の重要性を指摘している。(木ノ下めぐみ)

                   

 8月上旬、大阪府豊中市で開かれた「小児がん・脳腫瘍全国大会」。小児がん患者家族を支援するNPO法人「エスビューロー」が主催し、病気を克服した子供たちの円滑な復学を支援しようと、保護者や医療従事者、教育関係者らが集まった。

 発言に立った、大阪市立総合医療センター小児血液腫瘍科の仁谷千賀医師によると、小児がん患者の7~8割は治るようになった。「子供たちは長く、つらい治療に耐え、社会進出も果たしている。かつては『命が助かれば』とされていたが、今はよりよい復帰が目標となっている」と訴えた。

 入院が長期に及ぶと、院内学級で教育を受けるために、転校の措置が必要になる。病児と保護者は、一時的にそれまで通っていた学校とのつながりを絶たれることになる。

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