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サンゴ白化、調査の9割 沖縄の石西礁湖で 海水温の上昇が原因か 

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サンゴ白化、調査の9割 沖縄の石西礁湖で 海水温の上昇が原因か 

 沖縄県の石垣島と西表島の間に広がる「石西礁湖」周辺で白化が確認されたサンゴ礁=7月(環境調査会社「海游」吉田稔代表提供)  沖縄県の石垣島と西表島の間に広がる「石西礁湖」周辺で白化が確認されたサンゴ礁=7月(環境調査会社「海游」吉田稔代表提供)

 石垣島と西表島の間にある国内最大のサンゴ礁「石西礁湖」で起きている大規模な白化現象で、環境省が調査した35カ所で9割近くのサンゴが白化していることが27日、分かった。

 海水温の上昇が原因とみられ、石垣島の北部や鹿児島県の屋久島付近で白化が起きているとの報告もある。研究者や保全に取り組む市民団体はさらなる拡大を警戒。ダイバーらにサンゴの生息域や白化の状況などが投稿できるウェブサイト「サンゴマップ」への情報提供を呼び掛けている。

 環境省那覇自然環境事務所は7月下旬から8月中旬にかけて、石西礁湖で水面近くからサンゴの健康状態を調査。高温や汚染などのストレスに弱いサンゴの一種ミドリイシに加え、ストレスに強いハマサンゴも一部が白化していた。

 周辺の水温は6月から白化の危険が高まる30度を超えており、1割ほどがサンゴの体内に共生する褐虫藻が長期間抜け出して死んでいる可能性がある。調査結果は近く公表する。

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