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“SL嫁入り”…JR北から、C11「カニ目」が東武鉄道へ 大型クレーンで慎重作業

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“SL嫁入り”…JR北から、C11「カニ目」が東武鉄道へ 大型クレーンで慎重作業

大勢の作業員が慎重に位置を確認しながら、SLを線路に下ろした=いずれも19日午前、埼玉県久喜市北広島の東武鉄道南栗橋車両管区(水野拓昌撮影) 大勢の作業員が慎重に位置を確認しながら、SLを線路に下ろした=いずれも19日午前、埼玉県久喜市北広島の東武鉄道南栗橋車両管区(水野拓昌撮影)

 栃木県日光市で蒸気機関車(SL)の復活運転を目指す東武鉄道の南栗橋車両管区(埼玉県久喜市)に19日、JR北海道から貸与されたC11形207号機1両が到着した。新設された検修庫で整備、検査し、来年夏の運行を目指す。

 トレーラーに乗せられて到着したSLは、大型クレーン2台でつり上げられ、作業員が慎重に位置を確かめながら線路上に降ろされた。輸送のために前照灯や煙突は取り外されていたが、北海道では車両正面の左右に前照灯を備えた姿から「カニ目」の愛称で親しまれてきた車両。搬入作業に立ち会った車両課主任の須藤和男さん(53)は「JR北海道の関係者から『嫁に出す気持ち。これで親戚関係になった』と言われた。SLの保守点検、車両検査を担当する。JR北海道での研修を生かし、実践に備えたい」と表情を引き締めた。

 東武でのSL運行は昭和41年以来。運転する機関士や機関助士、車両検査を担当する検修員の養成を進めている。下今市-鬼怒川温泉間(12.4キロ)で、土日祝日など年間最大140日程度運行する予定。

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