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【天皇陛下「お気持ち」】慰霊・お見舞い、ご公務は平成流

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【天皇陛下「お気持ち」】
慰霊・お見舞い、ご公務は平成流

天皇陛下は昨年10月、豪雨で決壊した鬼怒川の被災現場を自ら傘を手に視察された=平成27年10月1日午後、茨城県常総市三坂町(三尾郁恵撮影) 天皇陛下は昨年10月、豪雨で決壊した鬼怒川の被災現場を自ら傘を手に視察された=平成27年10月1日午後、茨城県常総市三坂町(三尾郁恵撮影)

 天皇陛下は即位以来、象徴天皇としての立場で、戦没者慰霊や自然災害の被災地お見舞いに代表される「平成流」の公務を築き上げてこられた。根底には、つらい立場に置かれた人々に心を寄せ、支えるのが「国民の象徴」の務めだというお考えがある。

 戦後50年を前にした平成6年の硫黄島を皮切りに、7年に長崎、広島、沖縄、東京・下町を巡る「慰霊の旅」を果たされた。

 戦後60年の17年にサイパン、70年の27年にパラオ共和国、今年1月にフィリピンと海外での慰霊も重ねられた。敵、味方に関係なく追悼されるお姿が印象に残る。

 3年の雲仙・普賢岳の噴火災害に始まり、7年の阪神大震災、23年の東日本大震災、今年5月の熊本地震の被災地に至るまで、慰問で一貫しているのは、被災者と同じ目線でいたわりの声を掛けられることだ。

 日常の公務と違い、戦没者慰霊と被災地訪問については、陛下自らが実現を望まれることが少なくない。

 元側近は「慰霊も被災地訪問も関わり続けることで、国民の記憶をつなぎ留められる。そんな使命感をお持ちなのだろう」と話す。

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