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【くらしナビ】夏場に増えるダニ、しっかり退治 布団干し、掃除機…複数対策を

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夏場に増えるダニ、しっかり退治 布団干し、掃除機…複数対策を

ダニ退治の方法とそれぞれの長所、短所 ダニ退治の方法とそれぞれの長所、短所

 高温多湿を好むダニにとって、夏場は最も繁殖しやすい時期。ダニは皮膚や呼吸器、目や鼻に起こるアレルギー疾患の原因(アレルゲン)となることも指摘されており、しっかり退治したいところ。専門家によると、布団などに潜むダニは天日干しで退治しきれず、複数の対策を組み合わせることが重要という。(金谷かおり)

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 「ダニは人が住む家にはほぼいます。日本の一般家庭からは10種類以上見つかるという報告もあります」

 こう話すのは、民間の研究機関「環境アレルゲンinfo and care」(東京都中央区)代表でダニの生態などに詳しい白井秀治さん。

 ダニの害で「刺されてかゆい」のは「ツメダニ」によるもの。だが白井さんは「『チリダニ』という種類が、アレルギー症状を起こすダニアレルゲンとなることが指摘されています。家で見つかるダニのうち、チリダニが約9割を占める世帯もあります」と話す。このチリダニは高温多湿な環境で繁殖するため、夏場がピークになるという。

 白井さんは「気管支ぜんそくやアレルギー性鼻炎などの症状がある人は、ダニに対してアレルギーを持つ人が多くいることが報告されています」といい、ダニアレルゲンはダニの死骸や糞(ふん)だと指摘する。

 「生きているチリダニの大きさは成長したもので0・4ミリ前後。空を飛ぶことはなく、ほこりとしても空中に舞いにくい。そのため鼻から吸い込まれにくく、気管支にも入りづらい。一方、死骸や糞は乾燥して粉々になり、舞いやすく、呼吸時に吸い込む可能性が高くなります」

 家の中に潜むダニの実態はどうなのか。名古屋市生活衛生センターが一昨年3月までの15年間、一般家庭のダニの数やダニアレルゲン量を調査したところ、家庭内でダニはカーペットや布製のソファ・いす、ベッドのスプリングマットなどで多く見つかった。

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