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関東で渇水続く 貯水率55% 取水制限30%の平成6年並み
関東6都県に水を供給する利根川水系のダム8カ所の貯水率が依然として低く、30%の取水制限が実施された平成6年と同水準になっていることを国土交通省が20日、公表した。
それによると、8ダムの貯水率は同日時点で約55%。10%の取水制限を決めた6月14日時点では、この時期としては過去最低の37%だったが、最近の降雨によりやや回復した。ただ、容量が最大の矢木沢ダムの貯水率は30%で、水位は平年に比べ約16メートルも低い。
今年は少雪、小雨の影響で渇水になった。6月に降水量が若干増えたが、ダム上流での降雨が少なく貯水効果は限定的だった。
6年の30%取水制限時には、一部地域で断水や小中学校のプールが中止になった。今後、農業用水の需要が高まることから、取水制限の強化について同省は「天候次第で予断を許さない」とみており、節水への協力を呼びかけている。
