産経ニュース

【知ってる?!】国の補助金で軽減する費用負担 エネルギー自給の住宅「ZEH」(3)

ライフ ライフ

記事詳細

更新

【知ってる?!】
国の補助金で軽減する費用負担 エネルギー自給の住宅「ZEH」(3)

ZEH仕様の住宅 ZEH仕様の住宅

 ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)は、計算上は光熱費がかからず、快適で健康的な暮らしができる次世代型の住宅だ。しかし、性能に優れた断熱部材や設備機器を用いるために建設費用がどうしても割高になる難点がある。ZEH仕様にすると、費用が200万~300万円といった幅で上乗せになることが少なくない。

 ただ、現在は国から補助金が交付されるために、ZEH仕様にすることによる負担増を軽減できる。

 新築する住宅が国のZEH基準に合致していると認定されると、1戸当たり一律125万円の補助金が交付される。さらに太陽光などの再生可能エネルギーで発電した電気を蓄える蓄電システムを導入すると、かかった費用の3分の1(上限50万円)の補助金が出る。ZEHの担当官庁である経済産業省資源エネルギー庁の辻本圭助・省エネルギー対策課長は「今なら増加分のかなりの部分を補助金で賄えるため、長期的にみると家計にはプラスになる」と説明する。また、ZEHが普及することで、今後は量産効果によって設備機器の価格が安くなるとの見方がされている。

 こうした将来性の高さから住宅メーカー各社は、こぞって「ZEH」に力を入れる。補助金の申請件数は平成27年度で6千件を超えており、ZEHがお得という認識は確実に広がっているようだ。(取材協力 旭化成ホームズ)

「ライフ」のランキング