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利根川の8ダム貯水率過去最低 8日現在 来週には取水制限も

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利根川の8ダム貯水率過去最低 8日現在 来週には取水制限も

 関東1都5県に水を供給する利根川上流ダム8カ所の平均貯水率が8日、47%となり、同日時点の貯水率として過去最低を記録した。国土交通省は利根川ダム統合管理事務所に渇水対策支部を設置。来週にも10%の取水制限を実施する可能性もあるという。

 同事務所によると、群馬県などにある8つのダムの貯水量は8日午前0時時点で2億1598万立方メートルで、有効貯水量の47%。平成4~27年の平均貯水量の55%という。

 特に、規模の大きい矢木沢ダムは貯水率が20%しかなく、現地ではこの時期の平均的な貯水位より20メートル以上低くなっている。最も貯水率が低いのは薗原ダムの12%で、最も高いのは草木ダムの67%。

 貯水率の低下は、今冬の記録的な少雪や5月以降の小雨が主な原因。農業用水の需要が本格化し、例年より早くダムから補給を始めたことも影響している。

 気象庁によると、関東甲信越地方では今月、降水量が平年より少なくなる見込み。

 渇水対策支部は「蛇口を早く閉めるだけでも効果がある」と節水への協力を呼びかけている。

 利根川水系では、25年7~9月にも、1都5県で10%の取水制限があった。

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