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【教科書検定】南京事件、見開き特集も登場 一部で先鋭化も

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【教科書検定】
南京事件、見開き特集も登場 一部で先鋭化も

『南京事件など近現代史』問題を記載した「日本史A」教科書申請本 =東京・霞が関の文部科学省 (撮影・戸加里真司) 『南京事件など近現代史』問題を記載した「日本史A」教科書申請本 =東京・霞が関の文部科学省 (撮影・戸加里真司)

 教科書検定で毎回問題となる南京事件の犠牲者数では、過大な犠牲者数を断定的に記述したり、見開き特集を組む教科書が登場するなど、一部で先鋭化する動きもみられた。

 南京事件を取り上げたのは、世界史A・Bと日本史A・Bの教科書計17点の全て。実教出版の日本史Aでは、南京事件を「南京大虐殺」と表記し、中国人の犠牲者数を本文で「20万人」と断定的に記述したが、検定意見を受け「おびただしい数」と修正した。

 検定でとくに問題視されたのは、同じ教科書で組まれた見開き特集だ。ジーメンス社南京支社支配人だったドイツ人、ジョン・ラーベの報告書を読ませて日本軍による捕虜や市民の殺害理由を考えさせたり、東京裁判の判決文から中国人の犠牲者数を読み取らせる設問などが盛り込まれた。

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