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バナナの皮で皮膚がんを診断、メラノーマ早期発見に期待 スイス科学者チーム

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バナナの皮で皮膚がんを診断、メラノーマ早期発見に期待 スイス科学者チーム

露店で売られるバナナ。熟すと浮かび上がる黒い斑点が皮膚がんの早期発見に一役買うという=2015年12月、シリア・イドリブ(ロイター) 露店で売られるバナナ。熟すと浮かび上がる黒い斑点が皮膚がんの早期発見に一役買うという=2015年12月、シリア・イドリブ(ロイター)

 バナナの皮の黒い斑点が皮膚がんの早期発見に役立つ-。こんな研究論文が8日、ドイツの科学誌「応用化学」に掲載されて話題になっている。発表した研究チームによれば、バナナの皮によって皮膚がんの簡単な診断が可能になったほか、将来的にはがん細胞の破壊にも応用できる可能性があるという。欧米ではメラノーマ(悪性黒色腫)に代表される皮膚がん患者が年々増加しているだけに、今回発表された研究成果に期待が高まっている。(SANKEI EXPRESS)

 ■酵素の共通性に着目

 独科学誌に論文を発表したのは名門スイス連邦工科大学ローザンヌ校(EPFL)の物理・分析電気化学研究所(LEPA)の科学者チーム。

 熟したバナナの皮には丸くて黒い斑点が浮かび上がることはよく知られているが、これはチロシナーゼという酵素の働きによるものだ。この酵素は悪性の皮膚がんであるメラノーマの患者の皮膚にも大量に含まれる。チームはこうした共通性に着目した。

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