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「ガンマナイフ」利用で三叉神経痛治療 痛み消え高齢者のQOL改善へ

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「ガンマナイフ」利用で三叉神経痛治療 痛み消え高齢者のQOL改善へ

8~9割改善

 ガンマナイフによる治療は、血管に触れている三叉神経のごく微小な部分にガンマ線を照射することで、痛みの感覚を和らげるもの。この治療を手掛けている国立循環器病研究センター(大阪府吹田市)の森久恵・脳神経外科医長は「なかには、顔の軽いしびれなど副作用が出ることもありますが、ガンマナイフの治療を受けた8~9割の患者に痛みがなくなります」という。

 関西在住の90代の女性は、50代のころから、三叉神経痛の症状に悩んでいた。最近になって右頬に頻繁に強い痛みを感じるようになり、食事もままならない。薬も飲めなくなったため、同センターでガンマナイフの治療を受けることになった。

 治療ではガンマ線を約50分間照射した。その翌日には痛みが取れ、退院の日は、朝食のパンを完食するほどで笑顔も戻った。その後1、2週間は痛みをぶりかえしながらも徐々に軽減していき、1カ月後に外来を受診したさいには、「痛みはなく、食事もできる」と、生活の質(QOL)の改善を喜んでいたという。

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