産経ニュース

「ガンマナイフ」利用で三叉神経痛治療 痛み消え高齢者のQOL改善へ

ライフ ライフ

記事詳細

更新


「ガンマナイフ」利用で三叉神経痛治療 痛み消え高齢者のQOL改善へ

 実際、ガンマナイフの装置は相次いで改良されている。とりわけ、位置合わせの調整が手動では0・5ミリ単位だったのに対し、自動的に0・1ミリ単位で合わせられる装置が開発されたのを突破口に治療成績が向上した。それに伴い転移性腫瘍や血管が塊になる脳動静脈奇形、さらには三叉神経痛など脳神経の機能に関わる病気にも治療の対象が広がってきた。

脳の血管が圧迫

 三叉神経痛は、顔の感覚に関わる三叉神経が脳の動脈や静脈に圧迫されることで痛みが発生する。50歳以上の女性に多く、日本神経治療学会によると有病率は人口10万人当たり男性が2・7~10・8人、女性が5~20・2人との報告がある。治療は、開頭手術で血管と神経の接触を切り離したり、投薬や局所麻酔薬を注射する神経ブロック療法を行ったりしているが、高齢者らには負担が大きく、薬が効かないケースもある。

このニュースの写真

  • 「ガンマナイフ」利用で三叉神経痛治療 痛み消え高齢者のQOL改善へ
  • 「ガンマナイフ」利用で三叉神経痛治療 痛み消え高齢者のQOL改善へ

「ライフ」のランキング