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【ゆうゆうLife】開業医支え地域の看取りを強化

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開業医支え地域の看取りを強化

訪問診療をする悠翔会の佐々木淳理事長=東京都足立区

24時間の往診、他診療所にも

 「できれば畳の上で死にたい」と思うけれど、在宅看取(みと)りに対応する診療所はどこにでもあるわけではない。医師にとっては、24時間体制で急な往診をする負担が大きく、広がらないからだ。状況を打開しようと、診療所に土日や夜間専門の当直医を置いて急な往診も行い、その機能を他の診療所にも提供するところも出てきた。在宅看取りの裾野が広がるか、注目される。(佐藤好美)

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 医療法人社団「悠翔会」の理事長、佐々木淳医師(42)は、過労死を覚悟した瞬間がある。

 東京都新宿区で開業したのは32歳のとき。理想に燃え、医師1人で外来診療と訪問診療を始めた。患者数が増えてくると、急な相談が夜間も5、6件入るようになった。必要な患者に往診をすると、翌朝はそのまま外来診療に入る。そんな日が5年半続いた。

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