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頭髪が気になる人に御利益? 銚子電鉄に「髪毛黒生」駅誕生

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頭髪が気になる人に御利益? 銚子電鉄に「髪毛黒生」駅誕生

笠上黒生駅に命名された愛称「髪毛黒生」の駅名看板=千葉県銚子市(大竹直樹撮影)

 廃線の危機を救った「ぬれ煎餅(せんべい)」で知られる銚子電鉄(千葉県銚子市)に、頭髪が気になる人に“御利益”がありそうな駅が誕生した。その名も「髪毛黒生(かみのけくろはえ)」。正月三が日には駅名を記した看板の前で手を合わせる人も。新たな名所として注目を集めそうだ。

 もとの駅名は「笠上黒生(かさがみくろはえ)」だったが、厳しい経営状態が続く同電鉄が駅に愛称を付けられるネーミングライツ(命名権)を売り出し、ヘアケア商品を製造・販売する「メソケアプラス」(東京)が年間150万円で購入した。

 同電鉄では平成18年、当時の社長の横領事件などで廃線の危機に陥り、社員がホームページで「ぬれ煎餅を買ってください。電車の修理代を稼がなくちゃいけないんです」と呼び掛けて話題に。ぬれ煎餅は本業の鉄道収入を上回るヒット商品となった経緯がある。

 髪毛黒生駅の誕生を記念し、同電鉄が販売した本物の昆布を使った入場券100枚は発売からわずか4日で完売した。同電鉄の黒沢崇参与(48)は「発毛、育毛の御利益を期待するお客さんにも、ぜひ来てもらいたい」と電鉄にもたらす“利益”に期待していた。

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