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「余命1週間」のドクター・中松氏、「がん撲滅ロボット」など10の「発明」を発表
がん患者用に発明したという、時計付きの歩行補助具について説明する発明家、ドクター・中松氏=24日、東京・有楽町(篠田哉撮影)
この日の会見には、報道関係者のほか中松氏の知人ら約70人が訪れた。会見席に座った中松氏は血色もよく、滑舌もしっかりとした様子で、ノートパソコンを前に、身ぶり手ぶりで「発明」の内容を説明。医師から告知されたという余命を引き合いに「滑り込みで完成させた」と強調した。
中松氏によると、導管がんは前立腺がんの中でも珍しく、医師からは高齢のため体力的に手術は難しいなどと説明を受けたという。
中松氏は「凡人は安易な道を選ぶが、天才は困難な道を選び、その過程を楽しみながら発明を生みだす」という意味があるという「撰難楽(せんなんらく)」という造語を「座右の銘」として紹介。告知当時の心境を「月並みながんだったら面白くない。私に治療法発明のチャンスを与えてくれたことを天に感謝する思いだった」と振り返った。
効果については「1月30日に再度、報告したい」とし、「その際には、皆さんの前に私のお棺がある場合と、私が生きて座っている場合の2通りがある」とジョークを交えて説明した。
中松氏は2005年に、34年間欠かさず食事の写真を撮影し、食べ物が脳や体調に与える影響を分析した研究で「イグ・ノーベル賞」を受賞。都知事選に7度、参院選に5度立候補している。





