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【米・キューバ国交回復】「ヘミングウェー博物館」朽ちる所蔵品保存が本格化、米が資材輸出を許可

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【米・キューバ国交回復】
「ヘミングウェー博物館」朽ちる所蔵品保存が本格化、米が資材輸出を許可

ヘミングウェーの旧邸宅である博物館では貴重な遺品を目にすることができる(黒沢潤撮影)

 【ニューヨーク=黒沢潤】キューバの首都ハバナ郊外にある米文豪アーネスト・ヘミングウェー(1899~1961年)が晩年を過ごした邸宅を利用した博物館「フィンカビヒア」の所蔵品が2017年以降、敷地内の新施設で本格保存されることになった。米国とキューバが1961年に断交して以降、所蔵品の劣化が進んでいたが、両国関係の改善を受け、米国で禁じられていた建築資材の輸出が許可された。

 ヘミングウェーは1939年から60年までこの邸宅に住み、ノーベル文学賞受賞につながったとされる「老人と海」などを執筆した。61年に米国で猟銃で自殺後、メアリー夫人が邸宅をキューバ側に寄付し、博物館として公開された。

 博物館には現在、20%以上に自筆の書き込みがあるとされる蔵書約9千冊に加え、写真数千枚、愛用の机、タイプライター、地球儀、トカゲの剥製などが保管・展示されている。

 米国は断交中、収蔵品の保存に向けた高品質の資材輸出を禁じたが、高温多湿の気候で貴重な遺品の傷みがひどく、1910年代の新聞などはインクが薄れて文字がほとんど読めなくなっているという。

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