産経ニュース

世紀の真贋論争「佐野乾山」解明へ 栃木の旧家で自筆伝書と陶器発見

ライフ ライフ

記事詳細

更新


世紀の真贋論争「佐野乾山」解明へ 栃木の旧家で自筆伝書と陶器発見

乾山の自筆伝書「陶磁製方」。奥書に日付と落款が記されている

 江戸時代を代表する陶工、尾形乾山(けんざん)(1663~1743年)が晩年、栃木県佐野市で残したとされる自筆伝書「陶磁製方(佐野伝書)」と「素焼きの皿」3点など、計6点が同県内の旧家で発見されたことが25日、分かった。

 専門家は伝書や陶器の書き付けなどから、乾山が佐野で作陶した作品群「佐野乾山」解明の第一級史料と指摘する。佐野伝書が確認されたのは33年ぶり。

 ゆかりの佐野市は、所有者からの寄託を受けて今後、調査研究を本格化させる。半世紀前の真贋(しんがん)論争事件で美術界最大のタブーとされた「佐野乾山」に、再びスポットライトが当たることになる。乾山は画家、尾形光琳の弟。

このニュースの写真

  • 世紀の真贋論争「佐野乾山」解明へ 栃木の旧家で自筆伝書と陶器発見

「ライフ」のランキング