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エルニーニョ、史上最大級 暖冬予想 太平洋側大雪も

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エルニーニョ、史上最大級 暖冬予想 太平洋側大雪も

エルニーニョ現象でなぜ暖冬?

 11月も半ばを過ぎ、例年なら冷え込みが厳しくなる時期だが、今年の日本列島は暖かい日が続いている。17日も関東地方は9月下旬から10月下旬並みの暖かさで、千葉県茂原市では最高気温25度の夏日となった。気象庁は、この冬を「暖冬」と予想。原因は、遠く太平洋赤道付近で発生している過去最大級のエルニーニョ現象だ。

 太平洋東側の南米ペルー沖で、海面水温が平年より高い状態が1年近く続くエルニーニョ現象は、世界各地に異常な天候をもたらすことで知られている。

 気象庁によると、エルニーニョ現象の発生海域では今年1月から海水温が上がり始め、10月の平均海水温が平年値プラス2・7度まで上昇。これはピーク月で平年値プラス3・6度と史上最大だった平成9年以来の規模だという。エルニーニョ現象が起こると、太平洋西側のフィリピン沖では逆に海面水温が低くなり、結果的に日本付近で冬型の気圧配置を弱める傾向がある。

 気象庁は今年12月~来年2月について、北海道と東北地方を除く東日本から西日本にかけ、軒並み平均気温が平年より高くなると予想。日本海側では降雪量が平年より少なく、太平洋側では降水量が平年より多くなるという。

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