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ライチョウのヒナをニホンザルが捕食 北アの高山帯、国内で初確認

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ライチョウのヒナをニホンザルが捕食 北アの高山帯、国内で初確認

ライチョウのヒナをくわえるニホンザル(中村浩志信州大名誉教授提供)

 長野県は31日、絶滅の危機にひんしている国天然記念物のライチョウのヒナが、標高2800メートルの北アルプス東天井岳付近で、ニホンザルに捕食されているのを国内で初めて確認したと発表した。県の委託を受けてライチョウの生息実態を調査している中村浩志信州大名誉教授らが8月25日に撮影した。

 ニホンザルは本来、高山帯に生息する動物ではないが、近年は餌を求めて標高の高い地域に侵入し目撃される例が目立つ。ニホンザルがライチョウの親鳥を襲うのを目撃したという例は、登山者などにより報告されているが、研究者によって捕食の場面が確認されたのは初めて。

 中村教授らは「サルは肉食もするが、もともとは草食。まさかライチョウを襲うとは思っていなかったので驚いた。サルは群れで行動、学習する動物なので、他の山域のサルにライチョウの捕食が広がれば、大変なことになる」と危機感を募らせている。

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