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故人を身近に…供養の仕方変化 納骨用品や遺影多様化 「遺フィギュア」も

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故人を身近に…供養の仕方変化 納骨用品や遺影多様化 「遺フィギュア」も

生前の写真を基に製作された“遺フィギュ(ロイスエンタテインメント提供)

 墓の代わりに遺骨を自宅などに置いて供養するためのミニ骨壺(こつつぼ)も、ガラスや金属製などデザインの幅が広がった。少子化や核家族化、都市への人口集中に伴い、葬送の形態が複数の遺骨を埋葬する樹木葬や散骨などに拡大。このため、遺骨の一部を手元に残したい需要があるとみられ、遺骨から取り出した成分で合成ダイヤモンドを造る人もいる。

 10年前から合成ダイヤを手掛けるアルゴダンザ・ジャパン(静岡市)によると、スイス本社工場の製作数は昨年までの10年間で約5千個。日本からの注文が4分の1を占める。法月雅喜社長は「当初は子供や若い配偶者を亡くした人らが多かったが、墓を作る代わりにダイヤにする人が増えている」と話す。

 NPO手元供養協会(京都市)の山崎譲二会長は「脱家、脱寺の流れの中で、故人をしのぶ場が墓や仏壇から遺影とミニ骨壺か納骨用オブジェなどを置くコーナーに変わってきた。手を合わせる対象が現代の居住空間に応じてファッション化しても、故人をしのぶ心は変わらない」と指摘している。(寺田理恵)

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