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絶版の昭和名作文学、紙と電子で同時発売 小学館が「P+Dブックス」創刊

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絶版の昭和名作文学、紙と電子で同時発売 小学館が「P+Dブックス」創刊

「P+D(ピープラスディー)ブックス」

 遠藤周作、吉行淳之介、中上健次…。戦後の文壇を彩った有名作家らの名作が近年、相次ぐ絶版で入手困難になっている。そうした状況を受けて小学館はこのほど、「絶やすな。昭和文学の火を。」をキャッチコピーに、絶版文学作品をペーパーバック書籍と電子書籍で同時発売する「P+D(ピープラスディー)ブックス」を創刊した。

 同シリーズは、昭和の名作のうち現在入手困難なものを中心に刊行。8月下旬現在、遠藤周作『おバカさん』▽吉行淳之介『焔の中』▽北杜夫『どくとるマンボウ追想記』▽中上健次『鳳仙花』▽栗本薫『魔界水滸伝』1~3巻など26冊を刊行している。価格は紙版・電子書籍とも共通で、各486~702円。今後、毎月6冊程度を発売していく予定だ。

 注目作は、松本清張の時代小説『山中鹿之助』。昭和32~33年に同社の中学生向け学習雑誌に連載されたまま埋もれていた“幻の作品”で、今回が初単行本化。

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