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【くらしナビ】健康に栄養豊富な「キウイ」 ビタミンC、食物繊維、カリウム、葉酸…効率的に取れる!

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健康に栄養豊富な「キウイ」 ビタミンC、食物繊維、カリウム、葉酸…効率的に取れる!

ハワイアン・カフェ&ダイニング「アロハテーブル」が都内4店舗で夏季限定販売している「キウイヨーグルトチーズケーキ」(右、中)と「キウイレモネード」

 季節季節のフルーツが食後の楽しみという人も多いなか、最近人気と消費が伸びているのがキウイフルーツだ。キウイには豊富な栄養素が含まれており、忙しい中でも効率的に栄養を取れることなどが魅力という。夏の疲れが出てくるこの時期も、体調管理にキウイを取り入れてみてはいかがだろう。(金谷かおり)

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 フレッシュなキウイがたっぷりと乗せられたチーズケーキに、キウイの果肉が入った見た目も涼しげなレモネード。東京都渋谷区のハワイアン・カフェ&ダイニング「アロハテーブル代官山フォレスト」では、夏季限定で「キウイフェア」を実施している。

 店長の伊藤亮一さんは「キウイは栄養豊富で、女性に好評を頂いている。酸味と甘みのバランスは男性にも食べやすい。今後もメニューに取り入れていきたい」と話す。

 ◆年間消費量も増加

 家庭での消費も増えている。総務省の「家計調査」によると、2人以上の世帯での「生鮮果物」全体の年間消費量は、平成21~26年にかけて約14%減少。定番のリンゴやミカン、バナナなどは軒並み減少している。一方、キウイはこの間、消費量で1571グラムから1620グラムへ約3%増、支出金額では1055円から1262円へ約20%増えた。加工品でも、セブン&アイ・ホールディングスが今年4~6月、キウイのフレッシュな味わいを再現した「セブンプレミアム まるでキウイを冷凍したような食感のアイスバー」を販売したところ、口コミを中心に人気となった。

 キウイは、カロリーを抑えながら豊富な栄養素を摂取できることから「高栄養密度フルーツ」と呼ばれている。文部科学省の「日本食品標準成分表2010」によると、1個当たりのビタミンCの含有量は69ミリグラムと温州ミカン約2・2個分で、食物繊維は2・5グラムとバナナ約2本分。熱中症の予防にも効果的なカリウムは290ミリグラムとモモの約1・6倍で、妊娠中の女性が特に取りたい葉酸も含まれている。

 こうした栄養価の高さが知られるようになり、味を好む人に加えて、健康や美容を気にする人を中心に裾野が広がっているようだ。

 医学博士で管理栄養士の本多京子さんは、「特に若い世代では果物の摂取が不足しがち。キウイは皮をむかなくても半分に切れば食べられる。手軽に効率的に栄養を取ることができるので、時代にも合った果物といえる」と話す。

 また最近、従来の「グリーン」に加えて、果肉が黄色い「ゴールド」の流通が増えている。キウイフルーツの輸入大手、ゼスプリ インターナショナル ジャパンによると「『グリーンキウイ』の酸味が苦手な方でも、『サンゴールドキウイ』の酸味と甘みのバランスを評価していただき、新規のお客さまを開拓できている」という。

 ◆ヨーグルトでW効果

 おいしく、より効果的に栄養を取るにはどのような食べ方が良いのか。

 本多さんは、「現代は腸の不調からくる病気が増えているので、健康管理には腸の状態を整えておくことが必要」としたうえで、ヨーグルトと一緒に食べることを推奨している。

 「ヨーグルトで腸内に乳酸菌を取り入れ、キウイに含まれる食物繊維が腸内細菌の動きを活発にする。外、内の両側からの働きかけが効果的」と話す。胃腸の調子を崩しやすいこの時期にも、ぴったりの組み合わせといえる。

 若い世代を中心に人気のスムージーや、輪切りにして冷凍庫で凍らせる“冷凍キウイ”もお勧めという。栄養素を生かすため、加熱は避けた方がよいとアドバイスしている。

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