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神戸連続児童殺傷事件の「元少年A」が手記を出版

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神戸連続児童殺傷事件の「元少年A」が手記を出版

神戸市で起きた連続児童殺傷事件の加害男性が「元少年A」の名前でつづった手記「絶歌」

 平成9年に神戸市須磨区で起きた連続児童殺傷事件で、当時14歳だった加害男性(32)が「元少年A」の名で、事件に至る経緯や現在までの心境をつづった手記を出版したことが10日、関係者への取材で分かった。タイトルは「絶歌」(太田出版)で、早ければ同日から随時書店で発売される。

 手記は全294ページ。事件に至る心境や、逮捕されるまでの感情の動き、16年に医療少年院を仮退院後、1人で身元を隠して日雇いアルバイトなどで暮らしてきた生活ぶりが克明に記されている。

 太田出版の岡聡社長は、出版に至った理由について「少年犯罪が今も社会を動揺させている中、加害者がどういう心境なのかを伝えるべきだと思った」と説明。遺族には加害男性の手紙を添えて本を届けるという。

 加害男性は9年、須磨区内に住む小4の女児と小6の男児を殺害し、児童3人に重軽傷を負わせた。事件を受けて13年、少年法の刑罰の対象が16歳以上から14歳以上に引き下げられた。

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