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【まちの健康を守る 東日本大震災から4年】(下)石巻市のスタジオぷらす リハビリで介護保険“卒業”へ

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【まちの健康を守る 東日本大震災から4年】
(下)石巻市のスタジオぷらす リハビリで介護保険“卒業”へ

高齢者の身体機能の回復訓練に取り組むりぷらす代表、橋本大吾さん(左) =宮城県石巻市

 「左右の足のどちらが、しびれていますか?」

 宮城県石巻市にある介護保険のデイサービス事業所「スタジオぷらす」。運営する「りぷらす」代表で、理学療法士の橋本大吾さん(34)が、バランスボールに座った高齢者の両足をさすりながら、優しく語りかけた。

 橋本さんは茨城県出身。埼玉県内の病院に勤務していたが、東日本大震災でのボランティア活動をきっかけに、平成23年12月に同市に移住した。避難所生活などで体を動かす機会が減った高齢者が、体調を崩していくのを目の当たりにしたからだ。

 「早めに対応すれば、身体機能を改善できる人は多いはず」と決意を固め、スタジオぷらすを25年5月に開設。介護保険利用者を対象にしたデイサービスのほか、一般向けのトレーニングやリハビリ知識の普及にも力を入れる。

 ◆つえなしで歩く

 デイサービスには、要支援1~要介護4までの高齢者ら約50人が通う。週1、2回、1回約3時間のサービスを指導するのは、理学療法士、作業療法士などリハビリ専門職らだ。

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