産経ニュース

改めて注目、確定拠出年金 自分で商品選ぶ訓練を

ライフ ライフ

記事詳細

更新


改めて注目、確定拠出年金 自分で商品選ぶ訓練を

 自分の運用次第で将来に受け取る年金額が変わる確定拠出年金が、改めて注目されている。厚生労働省が制度の見直しに着手したためだ。年金給付水準の中長期的な低下が見込まれる中、年金だけで足りない分を個人で準備してもらう狙いがある。(寺田理恵)

 ◆理解できない

 確定拠出年金は、毎月積み立てる掛け金を個人が自分の判断で運用する制度。企業が従業員の掛け金を出す企業型と、勤め先に企業年金のない人が自分で掛け金を出し、証券会社や銀行などを通じて加入する個人型がある。

 東京都文京区の会社員、永田由香さん(34)=仮名=は10月、証券会社を通じて個人型に加入した。

 「職場の先輩に『私たちの世代は年金が減るから』と勧められました。現金があると使ってしまう。ためたお金を下ろせない仕組みになっている点がいい」

 加入者が拠出した掛け金は非課税扱いで、全額所得控除が受けられる(企業型で事業主が拠出した掛け金も非課税扱い)。そこで、節税効果を期待し、限度額いっぱいの月2万3千円を積み立てることにした。

 証券会社が用意した運用対象商品には元本確保型の定期預金や年金保険のほか、投資家から集めたお金をプロが運用する元本変動型の投資信託(投信)がいくつもラインアップされているが、永田さんは全額を定期預金にした。

このニュースの写真

  • 改めて注目、確定拠出年金 自分で商品選ぶ訓練を

「ライフ」のランキング