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西之島「新島」出現1年 面積は8・6倍、体積は400倍超 専門家「数百年残るのでは」

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西之島「新島」出現1年 面積は8・6倍、体積は400倍超 専門家「数百年残るのでは」

拡大する小笠原諸島の無人島、西之島。上から2013年11月21日、12月26日、2014年2月3日(海上保安庁提供)、11月15日撮影

 小笠原諸島(東京都)の西之島付近の海底火山が噴火し、新島が出現してから20日で1年。新島は西之島と合体した後も拡大を続け、最新の観測によると、面積は元の島の8・6倍、体積は400倍超となっている。専門家は今後さらに面積が膨らむ可能性を指摘している。

 海上保安庁は昨年11月20日、西之島の南南東約500メートル付近の海上で新島が出現し、火口から噴煙が上がっているのを確認。新島は、火口から噴き出す溶岩が海側を埋め立てる形で面積を広げ、同年12月26日には西之島と合体し、その後も拡大し続けた。今年10月16日時点の面積は東京ドーム約40個分にあたる1・89平方キロになり、噴火前(0・22平方キロ)と比べて8・59倍に広がった。

 一方、火口から噴出した溶岩が着実に堆積し、最も高い部分で100メートル程度になっていることも確認された。現在の海面上の体積は約5029万立方メートルで、出現直後(12万立方メートル)の約420倍に上る。

 新島の拡大に伴い、周辺の領海が約50平方キロ、排他的経済水域(EEZ)も約40平方キロの拡大が見込まれている。海保は噴火活動の沈静化後に測量を実施、データを海図に記載する。

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