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復興に「ご当地グルメ」の力を 岩手・陸前高田や釜石で熱視線

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復興に「ご当地グルメ」の力を 岩手・陸前高田や釜石で熱視線

 仕入れルートや販売網、加工技術など各社の強みを生かすため、平成24年に会を発足、キリングループから助成金3千万円を受け事業を本格化させた。

 海まんの具は、サンマやカツオ、ワカメなどのすり身を使用。ホタテが丸ごと入ったものも試作している。津波に耐えて自生する市の花ハマユリから採取した酵母や酒かすを使った皮にも挑戦し、来春の商品化を目指す。形が悪く市場で買い手が付かなかった海産物や、通常の流通網に乗らない未利用のものも活用し、コストを下げ、全国展開も視野に入れている。会長を務める三陸いりや水産の宮崎洋之社長(45)は「新商品を開発して、地域の連携の力を1度証明したい。成功事例をつくることが活性化につながる」と力を込める。

低迷続く観光の底上げ期待

 県の観光統計によると、平成25年度の入込客の延べ人数は釜石市で32万5800人、陸前高田市で20万9800人だった。

 震災から回復傾向にあるものの、釜石で年間約80万人、陸前高田で約百万人の観光客が訪れていた震災前に比べると大きく低迷したまま。中田さんは「1年後では遅い。注目が集まっている今こそアクションのとき」と話した。

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