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「このミス」大賞に降田天さんの『女王はかえらない』

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「このミス」大賞に降田天さんの『女王はかえらない』

「このミステリーがすごい!」大賞の受賞が決まった降田天さん。萩野瑛さん(左)がプロット、鮎川颯さん(右)が執筆を担当

 ミステリー小説の新人賞である第13回「このミステリーがすごい!」大賞(宝島社主催)は、降田(ふるた)天(てん)さんの「女王はかえらない」に決まった。賞金は1200万円で、来年1月に書籍化される予定。

 降田さんは女性2人の作家ユニットで、プロットを萩野(はぎの)瑛(えい)さん(33)が担当し、鮎川(あゆかわ)颯(そう)さん(32)が執筆を手がける。萩野さんと鮎川さんは、早稲田大第一文学部の同級生で、共同生活をしながら執筆活動を行っている。

 受賞作は、田舎の小学校を舞台に、子供たちが繰り広げるパワーゲームを描いたもので、「計算し尽くされた技巧と卓越した描写力」(茶木則雄選考委員)と評された。降田さんは「支えてくださった方々がいてくれたからの受賞です。いただいた賞の重さを肝に銘じ、精いっぱい頑張ります」とコメントした。

 また、優秀賞(賞金各100万円)は、神家正成さん(44)の「深山の桜」と辻堂ゆめさん(21)の「夢のトビラは泉の中に」が選ばれた。神家さんは元陸上自衛隊員、辻堂さんは東大法学部在学中で、2作品は来春書籍化される予定。

 同賞は、シリーズ累計1000万部を突破した海堂尊さんの『チーム・バチスタの栄光』などの人気作を輩出したことで知られる。

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