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WHOがOKでも食品衛生法違反 40年止まったままの放射線検疫、「安全」でなく「行政」の問題

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WHOがOKでも食品衛生法違反 40年止まったままの放射線検疫、「安全」でなく「行政」の問題

 輸入の青汁原料に放射線照射されていることが分かり、商品が自主回収されている。食品への放射線照射は国内ではジャガイモの芽止め目的しか認められておらず、それ以外の使用は食品衛生法違反となる。専門家は「安全上、問題ではないので心配いらない」と話す。では、なぜ禁止されているのだろうか。(平沢裕子)

国際規格はOK

 東京都港区によると、照射が判明したのは、輸入業者のグリーンバイオアクティブ社(今年5月倒産)が昨年2月~今年3月、米国から輸入した大麦若葉粉末約20トン。5メガ電子ボルトのエネルギーを有する電子線が照射されていた。

 国内では食品への照射は食品衛生法11条で原則、禁止となっている。同区は5月、同社に対して同粉末の回収命令を出すとともに、同粉末を原料に青汁などの商品を製造している事業者がある33自治体に情報提供した。各自治体は企業による自主回収を進めているが、関東地方の青汁製造・販売業者は「青汁は毎日飲むものだけに、昨年販売された商品の回収は難しい」と言い、既に消費されたものも多いようだ。

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