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【大人の遠足】鉄道ファンも納得!レトロ車両ずらり 千葉「いすみポッポの丘」

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【大人の遠足】
鉄道ファンも納得!レトロ車両ずらり 千葉「いすみポッポの丘」

 千葉を代表するブランド米「いすみ米」の苗が青々と育つ水田地帯をのんびりと車で走ると、小高い丘の一角に、ずらっと並ぶカラフルな鉄道車両が目に飛び込んでくる。「近くに線路もないのに、こんなところに車両基地?」と驚くのも無理はない。実はここ「いすみポッポの丘」は知る人ぞ知るレトロ車両の“聖地”。現役を引退し、解体を待つ運命だった車両が地元農産物の直売所という新たな役割を与えられ、再び活躍しているのだ。

 ■元養鶏場が転身

 ディーゼル機関車、寝台車、旧国鉄車両、路面電車、地下鉄-。1・2ヘクタールの敷地には年代も種類もさまざまな車両が所狭しと並ぶ。「ここはもともと養鶏場だったんですよ」。こう話すのは、千葉県内で養鶏・畜産業を営むファームリゾート「鶏卵牧場」の村石愛二代表(60)だ。

 これほどの数の車両を集めるとなると相当の鉄道ファンかと思いきや、本人いわく、「3年前までは全然詳しくありませんでした」。きっかけとなったのは、地元のいすみ鉄道(本社・同県大多喜町)から引退車両の引き取りを打診されたことだったという。

 四半世紀にわたり地域の人々の足を支えた車両「いすみ204号車」がスクラップになるのは忍びないと、210万円で購入を決意。そして、せっかくならば多くの人に訪れてもらう観光直売所として活用しようと、廃車両になっていた北陸鉄道(石川県)の「モハ3752」と万葉線(富山県)の「デ7052」も導入し、平成23年5月にポッポの丘をオープンさせた。名前の由来は「鉄道といえば、映画にもなった『鉄道員(ぽっぽや)』でしょう」と明快だ。

 ■農産物と鉄道コラボ

 ポッポの丘の魅力は外から眺めるだけでなく、一部車両を除いて現役時代そのままの内部にも実際に足を踏み入れて楽しめる点だ。シートに座ってみたり、つり革を握ってみたり。実際に警笛を鳴らすこともできるのは鉄道ファンのみならず家族連れにもうれしい。

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