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イスラム「ハラル認証」食品 東京五輪に向け広がる

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イスラム「ハラル認証」食品 東京五輪に向け広がる

 2020年の東京五輪・パラリンピックの開催決定を受け、ムスリム(イスラム教徒)が食べてもよい食品であることを示す「ハラル認証」を取得する食品会社が増えている。ムスリムの多い東南アジアからの観光客の増加を追い風に、土産物の菓子からしょうゆ、みそなどの調味料まで認証マークを貼った食品が登場した。(寺田理恵)

 ◆相談が急増

 日本を訪れるムスリムが困ることの一つは食事。イスラム教では豚やアルコールの摂取が禁じられており、アルコールが添加されたしょうゆやみそ、豚由来成分を含むラードや食品添加物なども口にしない。

 イスラム法にのっとったハラル食品の入手は難しく、国内のハラル認証機関の一つ、日本アジアハラール協会(千葉市花見川区)のサイード・アクター理事長は「これまでは在日ムスリム向けの限られた店くらいしか扱っていなかった」。しかし、昨年から取得の相談が増えたという。

 「多くのムスリムが来日する東京五輪に向け、安心して食べられる食品を増やすことで、おもてなしの心を伝えたい」。こう話すのは、有機・自然食品卸会社のムソー(大阪市中央区)の担当者だ。ムスリムの観光客向けに4月からハラル認証カステラを発売する。

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