電気ストーブ火災に注意 事故434件、27人死亡

 

 製品評価技術基盤機構(NITE)は22日、電気ストーブの誤った使い方で、布団や洗濯物が燃えるなどした火災や事故が今年3月までの5年間で434件起き、27人が死亡していたと発表した。事故を防ぐためストーブ近くに可燃物を置いたり、就寝時に使用したりしないよう呼び掛けた。

 NITEによると、石油やガスストーブを含む事故全体のうち、電気ストーブは約半数を占めており最多だった。

 電気ストーブ事故の約6割で火災が発生しており、死亡事故の8割超は使用者が60代以上だった。高齢になるほど事故が起きやすい傾向がある。製品別では、赤外線ヒーターなど放射式が309件で最多。ファンヒーターが80件で次いだ。

 2014年1月には静岡県で、就寝中の70代男性が火災で死亡。布団が電気ストーブに触れたとみられる。同年2月には徳島県で、30代女性が脱衣場を暖めようと電源を入れたまま離れ、部屋を焼く火災が発生した。