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観客動員数は最盛期の半数以下に…「F1」人気低迷の日本、復活の鍵は?

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観客動員数は最盛期の半数以下に…「F1」人気低迷の日本、復活の鍵は?

 では、将来日本から世界を驚かせる実力を持ったドライバーが誕生することを期待できるのかといえば、はなはだ寂しい答になってしまいそうだ。これまでも、現在も、ホンダをはじめとする自動車メーカーは将来のF1ドライバーを目指す若者をヨーロッパに送り込み、多額の資金をかけて育成に励んできた。しかし、一向に成果は出ない。となると、ドライバーに頼らざるをえないF1人気復活はもはや期待できないのかもしれない。

 スポーツはやはりアスリートが主役であり、モータースポーツではドライバーが主役である。モータースポーツの頂点にあるF1に辿り着いても、そこで優勝を飾ることのできるドライバー、タイトル獲得の可能性を持ったドライバーでなければ世の中の流れを変えることは難しい。何もかもが沈みかかっている日本。F1人気の沈下を防ぐことができる才能を備えたドライバーが出てくることをせつに期待する。

 赤井邦彦

 1951年、岡山県生まれ。モータージャーナリスト。自動車雑誌で翻訳、取材の嘱託業務を行い、25歳で渡英。モータースポーツ、自動車産業の取材を開始する。F1、ル・マンなどを取材し、日本やイギリスの雑誌を中心に精力的に記事を寄稿する。

 

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