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おっ、いいじゃん! アルファロメオの新型セダン、ジュリアは想像以上の気持ちよさ

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おっ、いいじゃん! アルファロメオの新型セダン、ジュリアは想像以上の気持ちよさ

アルファロメオ ジュリア スーパー|Alfa Romeo Giulia Super アルファロメオ ジュリア スーパー|Alfa Romeo Giulia Super

 実はこのヴェローチェの試乗車、北海道を走る必要があったとかで、標準ではないスタッドレスタイヤを履いていた。それでも乗り心地には顕著な違いはなく、これも快適だったが、ステアリングのフィールだけはサマータイヤを履いたスーパーと違って、切り始めの反応が少し甘い印象で、ややザラついた感触も伝えてきた。

 コーナリングはこれも基本的にアンダーステアの軽い、オンザレール感覚に近いものだが、スーパーと比べるとステアリングの切り初めにやや大きめの舵角が必要になる。が、一旦コーナリングを始めてしまうと軌跡が膨らむことなく、切ったとおりに回っていく。切り初めの舵角の大きさには、スタッドレスタイヤが関係している可能性も大いにあるだろう。

 というわけで2台の4気筒ジュリア、想像していた以上に好く出来た、ドライビングの気持ちいいクルマだと実感、アルファロメオというブランドの魅力と実力を大いに見直したのだった。さらにいえば、今のフィアットグループにそれなりの力がある、ということの証のひとつかもしれない。

 今回の2台、スーパーが534万円、ヴェローチェが597万円と、プライスの違いが微妙で、ハイパワーなエンジンが積まれ、駆動系も4WDになるという機能的なプラスから考えると、価格差63万円のヴェローチェはバーゲンのように思える。が、しかし、スーパーでも動力性能的には充分だし、ステアフィールや身のこなしの軽快さという点では、むしろヴェローチェを上回っている。

 というわけで、どっちを選ぶかは買い手の考え方次第だが、当方だったら機能的にも装備的にも必要にして充分なものを備え、しかも身軽なスーパーを選ぶだろう

 いずれにせよ、おそらくこの2台を大きく上回る官能性を備え、鼓動と駆動がひとつになって、知性が導く感性の高みへ導いてくれると思われるV6ツインターボ搭載のクアドリフォリオにも、ぜひ乗ってみたいものだと思っている。

 

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