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もはや別物!? チャラくない峠仕様の跳ね馬 フェラーリ カリフォルニアT HSを試乗

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もはや別物!? チャラくない峠仕様の跳ね馬 フェラーリ カリフォルニアT HSを試乗

 例によってスムーズな変速を見せるフェラーリ製DCTを操りながら加速し、徐々にコーナリングスピードを上げていく。足回りは確かに硬めだが、ゴツゴツとした印象を強く与えることもなければ、波打つ路面に共振してボディが際限なく上下動を繰り返すこともない。スポーツカー好きであれば「引き締まった乗り心地」として歓迎するはずのセッティングだ。

 しかし、このサスペンションがハンドリングに与える効果は絶大。ステアリングをわずかに切ればノーズが正確にそれに呼応してコーナーのイン側を向く。操舵に対する反応は正確で素早いが、決してドライバーを驚かせるほど過敏ではなく、あくまでも意のままに操れるステアリング・レスポンスだ。おかげでドライバーはクルマとの強い一体感を得ることができる。

 カリフォルニアT HSと深い信頼関係で結ばれた私は、スロットルペダルをさらに深く踏み込んだ。すると登り勾配にもかかわらず3速でコーナリング中にスタビリティ・コントロールの作動を示す警告灯が点滅した。

 3.9リッター・ツインターボのパワーが、最新のハイグリップ・スポーツタイヤを打ち負かそうとしているのだ。しかし、フェラーリのエレクトロニクスはここでも抜群の制御能力を発揮。ピクリともボディを揺らさないうちに、タイヤとエンジンを支配下に置くと、それまでと変わらぬ安定したスタンスでコーナーをクリアしていったのである。

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