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現代最高のスーパーカーデザイナーが放つ--5台限定のスペシャルモデル

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現代最高のスーパーカーデザイナーが放つ--5台限定のスペシャルモデル

 イタルデザインは2月22日、3月7日のジュネーブショー開幕に先駆けて、生産台数わずか5台という新型スーパーカーの存在を明らかにした。その指揮を執るのは、現代スーパーカーデザインの雄、フィリッポ・ペリーニだ。

 文・西川淳

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 新生イタルデザインの新たな挑戦

 昨年の夏。例によってボクは、西海岸で毎年開催される自動車イベント「モンタレーカーウィーク」を楽しんでいた。スマートフォンが振動し、誰かと思えば旧知のイタリア人からだった。「面白いクルマがあるんだけれど見に来ないか? できれば、誰か日本のリッチマンも連れて来て欲しい」。指定されたゴルフ場のクラブハウスへ出向く。出迎えを受けたボクたちは、スマートフォンを取り上げられた。撮影は禁止らしい。奥のミーティングルームに入ると、そこにはフィリッポ・ペリーニの禿頭があった。

 彼については、少し解説が必要だ。元ランボルギーニのチーフデザイナーで、アヴェンタドールやウラカン、ヴェネーノ、チェンテナリオ、ウルス(コンセプト)、などは、彼の指揮のもとに生み出された作品たちだ。ランボルギーニの前は、現FCA(フィアット・クライスラー)でアルファロメオの、主にエクステリアデザインを手がけていた。つまり、かのワルテル・ディ・シルバの門下生である。ディ・シルバがVWグループに引き抜かれた際、ヴォルフガング・エッガーらとともに移籍した(8Cコンペティチオーネの発表という大仕事があったため移籍の時期にはズレがある)。

 ひと言でいえば、現代スーパーカーデザインの雄、と言っていい。そんな彼が約12年間にもおよんだサンタガータでの生活に別れを告げ、トリノに引っ越したのは一昨年末のこと。なんと、同じグループのイタルデザインの、チーフデザイナーに就任したのだ。つまり、マエストロ、ジョージェット・ジュウジアーロの名跡を継いだ、というわけだ。

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