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トランプとバック・トゥ・ザ・フューチャー--米国車が輝いていた時代があった

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トランプとバック・トゥ・ザ・フューチャー--米国車が輝いていた時代があった

 米国のジャーナリズムは、ふたたび米国が強くなるという話でもちきりだ。では米国車は?クルマと社会の交差点にある「クルマ文化」にストップかゴーの判定を下す好評連載。今回のテーマはカッコいい米国車について。

 文・小川フミオ

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 最近の流行語はトランプ・イフェクトだろうか。まだ大統領になっていないが、ドナルド・トランプの勝利と歩を合わせるかのように米国の景気がどんどんよくなっている。つまりトランプ効果とは米国の景気が80年代なみによくなることを期待しての言葉であるのはご存知のとおり。僕も海外出張で米国の新聞を読むと、トランプについては愛憎半ばという感じの記事が多い。その記者は個人的には好きでないが期待もしたいというところだ。

 トランプというと1980年代が引き合いに出される。昨今の米国のアイコンがトランプの最初の妻だったイバナ・トランプなのだそうだ。80年代の彼女のスタイル、肩パッド入りの服、ふわっとふくれた髪型、明るい口紅という彼女のスタイルがファッション業界の「キーインスピレーション」なのだとか。

 実際トランプがやはり「強いアメリカ」を唱えたドナルド・レーガン時代に戻ろうとしているかいうと、アメリカ人にとって80年代はそれほどいい時代ではなかった。表層的には新しい文化がいろいろ出てきておもしろかったが、この時代を「ニューヨークタイムズ」は3つのDで表現している。「ダイナスティ(Dynasty)とデフィシット(Deficit)とデロリアン(Delorean)の時代」というのだ。

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