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アストンマーティンの名車が現代に蘇る--「DB4 G.T.」を25台限定で完全復刻

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アストンマーティンの名車が現代に蘇る--「DB4 G.T.」を25台限定で完全復刻

 アストンマーティンは12月9日、1959年に登場した伝説的レーシングマシン「DB4 G.T.」を25台限定で復刻生産することを発表した。

 文・武田公実

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 フェラーリのクラシック部門「フェラーリ クラシケ」が、その端的な例として認知されているが、今やヨーロッパの高級自動車ブランドは、自社のヘリテージを支えてきた歴代モデルとその愛好家たちに向けたサービスを、メーカー自ら“オフィシャル体制”で完備することが重要なビジネスとなってきている。

 ジャガーも先日、クラシックヘリテージ管理部門を本社につくった。その名も「ジャガー クラシック」。去る2014年、「Eタイプ ライトウェイト(1963年)」を6台のみ再生産すると発表したことはまだ記憶に新しい。つい先日も、1957年に製作された「XK―SS」を9台のみ再生産するというリリースを発したばかりである。

 そんな状況のもと、イギリスを代表する伝統的高級スポーツカーメーカーのアストンマーティンからニュースが届いた。1959年から60年に75台が生産された伝説のレーシングGT「DB4 G.T.」を、かつて同社の本社があったニューポート・パグネルに本拠を置く「アストンマーティン・ワークス」の手により、世界限定25台のみ完全復刻するというのだ。

 アストンマーティン DB4 G.T.は、当時世界最速車の座を争った超高級グランドトゥアラー「DB4」をベースに、ホイールベース/全長とも約130mm短縮して完全な2シーターとしたレース向けのエヴォリューションモデル。直列6気筒DOHCエンジンはヘッドのツインプラグ化、3基のツインチョーク・ウェバーキャブレターなどで、DB4の240psから302psまでチューンアップされていた。

 DB4 G.T.は、イタリアの名門カロッツェリア・トゥーリングのデザインによる標準ボディが架装された75台のほかに、特に軽量化されたライトウエイトバージョンも8台のみ生産。そのほとんどは現存しているものの、高値安定となった現在のクラシックカーマーケットにおける相場価格は、実に300万ポンド(およそ4.5億円)を上回っている。

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