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レクサスにしかできないモノづくり 新型フラグシップクーペ「LC500」「LC500h」がついに完成

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レクサスにしかできないモノづくり 新型フラグシップクーペ「LC500」「LC500h」がついに完成

 コンセプトモデルの発表から4年。レクサスのフラグシップクーペ「LC500」とそのハイブリッドモデル「LC500h」がついに完成した。レクサスが目指す新たな世界観とはなにか。スペインはセビリアで試乗した。

 文・西川淳

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 いかに今、世界的な名声を集めていても、生まれてこの方、順風満帆な歴史を紡ぎあげてきたブランドなどなかった。そこには必ず成長の苦しみがあったのだ。フェラーリ然り、ポルシェ然り、メルセデス・ベンツBMWアウディも、また然り。

 レクサスは、今、正に3度目の画期を迎えている。

 1度目は、もちろん、アメリカにおける衝撃の誕生である。初代LSは世界の高級車ブランドに衝撃を与えた。2度目が日本市場への逆上陸。LFAを頂点としたスポーツ性をもブランドの価値として見据えるようになった。

 もっとも、過去の2度はいずれもマーケットオリエンテッドだったとも言えたから、アメリカや日本の市場への“おもてなし”こそあれ、傑出したブランドの存在感なるものに乏しかったのもまた事実である。

 平たくいって、ラグジュアリーブランドとして、ユニークな世界観が確立されてはいなかった。新型ラグジュアリークーペ、LC500およびLC500hの登場によって、レクサスは、他のどのブランドにもない世界観や価値をわれわれに、否、世界中のラグジュアリーカーファンに、提案しようとしている。

 衝撃のショーデビューからおよそ1年。スペインはセビリアにて、待望の試乗会が開催された。

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