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百貨店の未来はどこに!? 残るべきサービスとは? GQ編集長と三越伊勢丹HD・IT戦略担当長が対談

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百貨店の未来はどこに!? 残るべきサービスとは? GQ編集長と三越伊勢丹HD・IT戦略担当長が対談

 北川:鈴木編集長は百貨店の未来をどう考えていますか?

 鈴木:東京・港区で生まれ育った私にとって、“百貨店に行く”という体験はかけがえのないものでした。子どもは自分で買い物することはできませんし、さりとて、親にねだってモノを買ってもらえるということも滅多にありません。でも、銀座の百貨店に連れて行ってもらうことほど楽しかったことはありませんでした。そこはワンダーランドだったのですね。

 北川:百貨店で過ごす時間に価値があったのですね。百貨店市場は2001年には8.6兆円もの規模がありましたが、2015年には6.2兆円にまで落ち込みました。なぜなら、多くの人が百貨店を訪れなくなってきているからです。

 鈴木:出版界では雑誌や文庫本の市場規模が縮小しています。

 北川:それはネットが普及したことが原因でしょうか?

 鈴木:ネットもそうですし、携帯などのモバイル端末の普及も大きな理由だと思います。自己決定できる時間、これを仮に「可処分時間」と呼ぶとすると、その時間の使い方が劇的に変化しました。従来は暇つぶしに文庫本を読んだり雑誌に目を通したりしたものですが、今はスマートフォンで時間をつぶすのです。

 北川:鈴木編集長は、ネットで買い物をしますか?

 鈴木:ネットで買うようになったものはワインでしょうか。以前なら月に一度はお店を訪問して、12、13本ほどまとめ買いしていたものです。あとは書籍ですね。本屋には以前ほど行かなくなりました。では、服はどうかというと、ネットでは買いませんね。やっぱり、ちゃんと見識のある販売員の人に相談しながら買いたいと思いますね。

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