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【大河原邦男の仕事】(3)コミカル2頭身SDガンダム…変化に臆せず児童向け「勇者シリーズ」でも活躍

コラム

【大河原邦男の仕事】(3)コミカル2頭身SDガンダム…変化に臆せず児童向け「勇者シリーズ」でも活躍

更新 okt1611210001
大河原邦男氏の書き下ろしイラストを見る内覧会参加者ら=7日午後、東京都台東区の上野の森美術館(鴨川一也撮影) 大河原邦男氏の書き下ろしイラストを見る内覧会参加者ら=7日午後、東京都台東区の上野の森美術館(鴨川一也撮影)

 「メカニックデザイナー大河原邦男展」の「第3章」は1990年代の作品を展示。当時は児童向けのロボットの概念が80年代に放映されていた「装甲騎兵ボトムズ」などのリアルロボットから1周して元に戻り、ストレートに格好良いヒーローロボットに再び脚光が当たった。同時にコミカルにデフォルメされたロボットも人気となった。「SD(スーパー・デフォルメ)ガンダム」がその筆頭である。

 大河原氏は70年代の時点で既にメカニックデザインの第一人者だったにもかかわらず、時代の変化に臆することなく、この時代にも変わらず手腕を発揮している。特に90(平成2)年から放送された、サンライズ制作の「勇者シリーズ」では、大河原氏はなんと8年連続でメインのメカニックデザイナーとして活躍している。

 また「からくり剣豪伝ムサシロード」では、宮本武蔵など歴史上の人物などをモチーフに、格好良さとかわいさが両立したデザインを提供し、20年間で培ったキャリアを世に知らしめている。(アニメーション研究家 五十嵐浩司)

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 メカニックデザイナー大河原邦男展

 6月16日まで 佐川美術館(滋賀県守山市)

 (電)077・585・7800

メカニックデザイナー・大河原邦男さん(山田俊介撮影)
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大河原邦男展のプレス内覧会=6日、上野の森美術館(撮影・山田俊介)
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