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【聴きたい!】クラシック名盤 J・シュトラウス2世:ポルカ「雷鳴と電光」 ユーモアに満ち満ちて

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【聴きたい!】
クラシック名盤 J・シュトラウス2世:ポルカ「雷鳴と電光」 ユーモアに満ち満ちて

J・シュトラウス2世:ポルカ「雷鳴と電光」 J・シュトラウス2世:ポルカ「雷鳴と電光」

 今年も3分の2が過ぎたが、夏が居座って「そろそろ秋」とは行きそうにない。雷や豪雨もしばらくは残るのだろうか。

 ヨハン・シュトラウス2世が150年前に書いたこの快速のポルカは当初、「流星」というタイトルだったが、再演時に変更。遠雷のうなりから、ごく近くの雷のすさまじいとどろきまで、そしてきらめく稲光をも、さっそうとしたリズムに乗って迫力いっぱいに聴かせる。

 本物の雷はもちろん恐ろしいが、この小さなポルカは、ユーモアに満ち満ち、ウィーンの当時の空気や、作曲家のセンスを十分に感じさせる。さながら江戸初期の画家、俵屋宗達が描いた「雷神」のウィーン版の音楽だ。

 クライバー指揮のウィーン・フィルの1992年ニューイヤー・コンサートのCDで(製品番号SICC-30338)。(モーストリー・クラシック 編集部 寺田俊也)

 ソニー 1728円

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