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次はバツイチ検事!? 船越英一郎「なんでもウエルカムだよ」

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次はバツイチ検事!? 船越英一郎「なんでもウエルカムだよ」

本人役で初主演する船越英一郎の記念ドラマはブラックユーモアたっぷり(C)フジテレビ 本人役で初主演する船越英一郎の記念ドラマはブラックユーモアたっぷり(C)フジテレビ

 『こういうときはな、沈黙が一番なの』

 俳優、船越英一郎(58)の芸能生活35周年を記念した特別企画の2時間サスペンスドラマ「船越英一郎殺人事件」(24日後7・57、フジテレビ系)のなかで、こんなせりふがある。

 また『今後再婚する予定はあるんですか?』と劇中の主人公への質問なのに、船越本人へ聞かれたと勘違いしマネジャーが止めに入るシーンも。船越が初めて本人役で主演する記念ドラマは、ここ数年私生活が話題になっていただけに、どこまでがフィクションか、どこまでが真実のドラマか、混乱すること必至だろう。ストーリーはこんな感じだ。

 《船越の芸能生活35周年記念ドラマ『独身貴族探偵・桜小路優』を撮影中、プロデューサーの遺体が眼前に。現場は密室。船越も容疑者の一人になる。ネットでは船越が殺人犯なのではという憶測が広まり、崖っぷちに立たされるが、これまでの2時間サスペンスで得た知識を結集し難事件に挑む》

 2時間ドラマの主演作は100本以上、サスペンス出演作は350本以上という船越が本人役を演じるのは、「マンハッタンラブストーリー」(2003年、TBS系)以来15年ぶりで主演は初めてだ。ノリノリで演じる船越に話を聞いた。

 --ここまで本人役でいいのですか

 「いや、だめでしょ(笑)。若干の衝撃はあったが、一介の俳優の名前をタイトルのなかに入れていただける、そんな機会はめったにないので身に余る光栄な企画です」

 --それにしても愛がある脚本ですね。“いじり”愛ともいうべき…

 「愛、ありますねえ(笑)。30年来の付き合いがある気心が知れたスタッフ、一緒にこの世界を駆け抜けてきたメンバーからのプレゼント。本当に幸せです」

 --35年を振り返って

 「あっという間かな。険しき道のりではあったと思うが、険しさだけではなかった、表裏一体、必ずそこには楽しさがあった。2時間初主演は『火災調査官・紅蓮次郎』(03年、テレビ朝日系)。僕は“瞬間風速”が吹かない俳優でね。10度や5度の傾斜をダラダラとゆっくり歩いてきた。堀ちえみさんではないが“ノロマなカメ”が“駆け足したぞ”的な雰囲気になったのがこれ以降だったので、エポックメーキングな作品なんでしょうね」

 --今回演じていて何か迷いはありましたか

 「最初はてんこ盛りで、これでもだいぶ切った。きわどいせりふはもっとあって、スタッフに“いい加減にしろよ”とは言った。何でもそうだけど、ほどよい引き算で(笑)」

 --『沈黙が一番なの』というせりふは…

 「うっかり撮ってしまいました(笑)」

 --素なのか、俳優・船越さんなのか…

 「極上のほめ言葉。ありがとうございます。境目が見えないということで…いや、けなされている?(笑)。7割自分、3割他人かな。35年やってもまた新しいことができる。新鮮でしたね」

 --2時間サスペンスの“帝王”として、枠が減っている昨今に思うことは

 「2時間ドラマは一つの文化になって、パブリックイメージが膨らんだが、いま減ってきて崖っぷち。崖っぷちといえば、船越かポニョだねって(笑)。こんなことばかり言っているので、今回のドラマができた。セルフパロディーではなく、2時間ドラマの原点回帰をしようという意味合いも込めた。時代も進んでアップデートしなくてはいけないが、連綿と続く2時間のよさを!」

 ドラマのクライマックスは“帝王”として欠かせないトレンチコート姿で崖の上に立つ船越。どんな推理が飛び出すのか。

 40、45周年へ向け、ライフワークの2時間ドラマを熱く語り、最後に「2時間にアレルギーを持っている人にも“おお、がんばっているじゃん”と思われるような作品を目指した。でもこれ“第2弾をやります”といったら、視聴者の方たちは許してくれないでしょうね。それこそ“おまえ、いい加減にしろ”って」と笑顔で締めくくった。

 そして、エンディングではこんなシーンも。

 『愛妻家探偵、恐妻家刑事、バツイチ検事、なんでもウエルカムだよ』

 シリーズ化が期待されるところだろう。

 出演はマネジャー役に初共演となる夏菜、アシスタントプロデューサー役に内山理名、なじみの喫茶店の店主役に木下ほうか、ほかに山村紅葉、山下容莉枝、内藤剛志、吉田鋼太郎、萬田久子。ナビゲーターとして北大路欣也が重厚な語りを披露している。

(産経デジタル)

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