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ワープステーション江戸 大正、昭和期のオープンセット完成

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ワープステーション江戸 大正、昭和期のオープンセット完成

銀座の表通りをイメージした町並み。奥行きを出すため、街灯や電柱は実際よりも狭い間隔で建てられており、取り外し可能=ワープステーション江戸、つくばみらい市(三宅令撮影) 銀座の表通りをイメージした町並み。奥行きを出すため、街灯や電柱は実際よりも狭い間隔で建てられており、取り外し可能=ワープステーション江戸、つくばみらい市(三宅令撮影)

 扉をくぐると、そこは戦前の銀座だった-。江戸時代の大規模なオープンセットで知られるワープステーション江戸(茨城県つくばみらい市)内に、国内屈指の規模の大正、昭和期のオープンセットが完成した。約1万平方メートルの敷地に鉄筋ビル9棟と木造建築22棟とスタジオを新設。運営するNHKエンタープライズの板野裕爾(いたの・ゆうじ)社長は「大正・昭和も歴史になってきており、時代劇のセットが必要だ」と狙いを話す。(三宅令)

ノスタルジック

 6月下旬、完成したばかりのオープンセットを訪ねた。まず目を奪われるのが、鉄筋ビル群のエリア。銀座の表通りを模した町並みには、百貨店「和光」そっくりの曲線を持つビルや、いかめしい石造りの建物が集まる。その裏には繁華街風の商店の通りがあり、さらに裏には赤坂の飲み屋街のようなしゃれたバーやスナックが並ぶ。一つのビルが表と裏で別の建物のように造られており、その周りをレトロな路面電車が悠々と走っていく。

 鉄筋ビル群のセットは全て2階建てで、高いビルの映像が必要な場合はCG(コンピューターグラフィック)で継ぎ足すことになる。建物の外装を覆う石やれんがは、セメント系ボードを基材にした「デラクリート」、路面電車の外装はベニヤ板だが、専門職人の手で彩色が施され、本物のようにしか見えない。建物の扉の取っ手や、電車のベルなどの細部には、リアリティーを出すため、一部本物を使用しているものもある。

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