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“グッド・ドクター”山崎賢人「小児外科医を目指す人が増えたら」

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“グッド・ドクター”山崎賢人「小児外科医を目指す人が増えたら」

山崎賢人(左)、上野樹里(中央)らと子供たちのふれあいがドラマの要となる(C)フジテレビ 山崎賢人(左)、上野樹里(中央)らと子供たちのふれあいがドラマの要となる(C)フジテレビ

 若手俳優の山崎賢人(23)がフジテレビ初主演で初の医師役に挑む「グッド・ドクター」(木曜後10・0、初回15分拡大)が12日からスタートする。

 日本にわずか0・3%しかいないといわれる小児外科医の世界を舞台にしたメディカル・ヒューマンドラマ。演じるのは、自閉症スペクトラム障がいでコミュニケーション能力に問題を抱える一方、驚異的な記憶力を持つサヴァン症候群の青年、新堂湊。レジデント(研修医)としてやってきた湊が、周囲からの偏見や反発にさらされながらも、子供たちの命のために闘い、寄り添い、そしてともに成長していく姿を描いていく。

 「主人公は真っすぐでピュアで子供のような気持ちを持っている。その真っすぐさがブレないのでいいなと思う。優しくて温かい気持ちになれる話です」

 文字通り、穏やかな表情で話し始めた。だが、難しい役どころではある。サヴァン症候群は、ダスティン・ホフマン主演の映画「レインマン」(1988年)で多くの人に知られるようになったが、それについての咀嚼の仕方はこうだ。

 「変に印象づける動きみたいなものはつけないようにしようと思っている。キャラ感が強くならないようにということ。例えば、白線の上をずっと歩く、エスカレーターの手すりに触ってずっとスーッとやっているなどは取り入れるでしょうが、とにかく作らないように、と」

 大きなプレッシャーを感じているようだが、覚悟は決めた。それは次の発言で伝わる。

 「小児外科医の先生に取材させてもらった。初めてなので全部新鮮だった。自分が通っていた幼い頃は記憶にないので『ああ、こういう配慮がされていたのか』と分かった。例えば、ジブリの絵が飾ってあったり、手術のときにディズニーの音楽が流れていたり…。病院って嫌なところではないという工夫と、あと先生が親や子供とよくコミュニケーションを取っていることを学んだ」

 その上で改めて思う。

 「今は小児外科医が本当に少なくて、救急で来た子がたらい回しにされてその間に死んでしまうという状況があるみたいで、このドラマを見て小児外科医を目指す人、病院に従事する人が増えたらいいなというくらい気持ちを込めてやっています」

 子役たちとのふれあいも刺激になっている。

 「下敷きになっているシーンや血のりをつけたままじっとしているとか。みんなえらいな、と(笑)。気を遣わないで楽しい。気を遣う子もいるんですけど(笑)。子供たちを助ける仕事だけど、一番大変なのは子供たちかな? そんな子供たちと一緒に作っていきたい」

 「水球ヤンキース」「好きな人がいること」に続く3回目の顔合わせとなる同局の藤野良太プロデューサーから「青年から大人への架け橋を渡っている山崎さんだからこそ最適な役柄であり、挑戦しがいのある役になる。いままでにない表情を見たい」と期待されると、「自分の役者としての道を考えてくださっている。青春スポ根、恋愛、そして今回の医療ハートフル・ヒューマンドラマ。今年は24歳になるので、ジャンルが違うものをいただき大人として伝えていかなければいけないと思う。期待をしてもらっているので応えていきたい」と山崎は決意を新たにしていた。

 ほかのキャストは、上野樹里が「家族ノカタチ」(TBS系)以来2年半ぶり、結婚(夫はTRICERATOPSのボーカル、和田唱)後初の連ドラ出演。「ナースのお仕事」シリーズなどで知られる藤木直人は医師役での10作目のテレビドラマとなる。3人は全員が初共演で戸次重幸、中村ゆり、浜野謙太、柄本明らも出演する。

(産経デジタル)

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