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【「西郷どん」をとりまく人々】(8)島津斉彬役・渡辺謙 圧倒的な熱量と存在感で魅了

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【「西郷どん」をとりまく人々】
(8)島津斉彬役・渡辺謙 圧倒的な熱量と存在感で魅了

渡辺謙 渡辺謙

 幼少時の西郷吉之助との偶然の出会い、相撲をとって負け、やがて庭方に召し上げ…。西郷と不思議な縁で結ばれた幕末の進取的な薩摩藩主、島津斉彬を圧倒的な熱量で演じてきた。

 「非常に課題が多くてひとつひとつクリアするだけでも大変ですよ」

 主演の鈴木亮平の現在の苦労を、自身が大河ドラマ「独眼竜政宗」(昭和62年)で主演した経験から、そう思いやる。

 独眼竜の当時は、共演した勝新太郎や津川雅彦、原田芳雄といったベテラン俳優が「なんでこんな芝居をするんだろう。なんでこんな空気感があるんだろう」と感じていたことが、現在のポジションになってやっと分かるようになってきたという。「演出家と話し合いながらではあるけれど、既定路線でないところで芝居をする面白さがある」と明かす。鈴木が、今の渡辺らが醸し出すその空気感を、大河の主演として吸収しているわけだ。

 世界に活動のフィールドを広げて以降、体のケアに気を使うようになったが、独眼竜当時の若さに比べ、「1日馬に乗っていたり、よろい兜(かぶと)を身に着けていたりするとしんどい。俺はもう戦はできん、と思いましたね」と笑う。

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